学校教職員向け研修導入事例

セルフ・カウンセリング®は、東京学芸大学教職大学院と生涯学習セルフ・カウンセリング学会は2008年秋より共同研究を行っています。

「セルフ・カウンセリング」(自己発見学習法)による教員の授業力向上をテーマとして研究を続け、教師研修や授業の実践報告、教材開発も行っています。

この実績を活かして、学校の先生方に向けた、セミナーを開催しています。


生徒のコミュニケーション力を高めるグループディスカッション 指導法研修

当協会では、中学・高等学校の先生に向けて、生徒のコミュニケーション能力を高めるグループディスカッション授業の進め方をセミナーでレクチャーしています。

「一人一人の意見をいかに聞きあい、受けとめあうか。」

「自分の意見をいかに伝えていくか。」

「グループとして、どのように互いの意見を活かした発想案を出せるか」を欲求の視点から考え、ワークにとりくみながら、先生方に集団討議形式で体験していただいています。

研修後、参加された先生がさっそく言語活動の授業に取り入れてくださり、有意義な授業ができたとご報告くださいました。

研修を受けた先生方の感想と、授業を受けた中学生の感想をご紹介します。

指導法研修会 参加者の声

集団討論のワークでは、テーマについてグループで意見をまとめていく手順を体験しました。全体として、大変わかりやすく、ワークシートの完成度も高く、すぐ活用できる内容でした。
自分や相手の欲求に気づき整理する方法を学びました。ワークシートに記入することで、手順を踏んで考えていくことができました。

指導法に基づいたグループディスカッションの授業を受けた中学生の感想より

お互いの意見を出し合い話し合うのはとても楽しかったです。意見をまとめるのは難しく感じましたが、授業を活かしてこれから頑張りたいです。
相手のことを受けとめることの重要さをつよく考えさせられた。ディスカッションをする上で必要な「くいちがいも理解すること」を達成させる上では欠かせないと感じた。
話し合いをする際は、自分の意見を相手にぶつけるのではなく、相手の意見も取り入れた上で、自分の考えを述べていかなくてはならないと思った。そうすることで、相手の視点で考えることもできるようになり、自分の考えがさらに深まり、説得力が増すと思った。今後の活動でもそのことを頭に入れて取り組みたい。