自分の既成概念に気づき、自分と相手をともに活かす交流をめざす
『セルフカウンセリング』を普及するNPO法人です。
ゆうこさんは子育てでモヤモヤしていた時、ちょうど幼稚園の講演会がありました。
そこで「モヤモヤの気持ちをココロのセリフにするといいですよ」とセルフカウンセリング講師のきよ先生に教えて頂きました。
ココロのセリフとは、自分の心の中に湧いてくる思いのことです。
心の中の思いを思ったままに書き表すことができると、
気持ちが楽になります。
ゆうこさんは早速セルフカウンセリングに取り組んでみました。
その体験をご紹介します。
【状況】
ママ友の子、りょう君と息子を遊ばせる約束をして公園に行きました。
息子は3歳、一緒に遊ぶと言っても、お互いに適度な距離で、時々、話をしたり、おもちゃを貸したりしながら遊んでいました。
【記述のココロのセリフ】
私は〈りょう君と遊ぶの、久しぶり。
あっ、仲良しのアキちゃんがきた。
息子がアキちゃんとばかり遊んでいる。
どうしよう、りょう君と遊ばせようと思ったのに。
私が誘ったのに、りょう君のママに悪いわ。
あー、どうしよう。
モヤモヤする。
でもりょう君ママはニコニコしてる。
それにりょう君がそばにいても息子は楽しそうだし、りょう君もそばでうれしそうだし、
アキちゃんもりょう君がそばにいても楽しそう〉と思った。
『りょう君のママに悪いなと思っているのは私。
私の気持ちを息子に押し付けようとするのでモヤモヤするんだな。
子どもたちに任せていいんだと気づきました。』
『自分の気持ちを押し付けようとして、かえってトラブルことって、ありますよね。
気づけて良かったです。
またモヤモヤしたら、自分の気持ちに向き合い、子どもたちの様子をよく見てみようと思います。』
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