介護士向け研修導入事例

利用者の立場に立ったケアをするということは、介護現場にとっては、当然の考え方とされています。それでも、利用者と介護士との間や、介護士同士でのコミュニケーション・ギャップから、トラブルを招くということが少なくありません。

相手を受け入れるには、まず、自分自身の気持ちを理解し、心を落ち着ける必要があります。自分との対話から始まる、コミュニケーション・トレーニングで、介護士のコミュニケーション力を養成します。


介護リーダー(管理者)研修 受講感想より

今まではいろいろな研修で「自己覚知」が基本であると学んできましたが、どうやって「自分を知る」のかその方法がはっきりわかりませんでした。

コミュニケーション・トレーニングでは、自分の思いをありのまま目にすることができ、また、相手はこう思っているのかもしれないということまで学べました。

いつも相手が不快に思わないよう、と自分をおさえて会話することも多かったのですが、自分の欲求を理解した上で、発言をすることが、自分にとって大切であると知りました。
初めは、自分が発表することが嫌だなあと思っていた。

自分が書いたことが、他の人とは全然違っていたらどうしよう?と思っていました。

でも、書いたことに間違いはなく、どんなことでも発表していいのだと思えました。
自分がこう思っていても、他の人は違う思いがある。いくつもの答えがあることが考えられました。
コミュニケーションの大切さや、重要さがわかりました。

心で思うこと、口に出して言うことの違いや、相手のことを受け入れ、理解してあげることの大事さもわかりました。

まず、自分の考えを押し付けたり、指導していく前に、やることがあるんだなぁ。クレームをもらうスタッフがいても、すぐに叱るのではなく、理由や気持ちをわかってあげられるように、一緒に対応策を考え、全員で協力しあうのがだいじなのかもしれないということがわかりました。
何か問題があった時に、書き、思い返してみる。相手の気持ちが知りたい時に記入してみることで、今後の日常に活かすことができると思いました。
様々な立場、場面、考え方があり、視点をどう置くかで、こんなにも考え方が違ってくるのを実感しました。