感情は自己発見の扉を開くマスターキー
自分の既成概念に気づき、自分と相手をともに活かす交流をめざす
『セルフカウンセリング』を普及するNPO法人です。
新型コロナウィルスの出現と連日の報道で、落ち着かない日々が続いています。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は感情を大事にしようと改めて思ったことをお伝えしようと思います。
最近の私は、気づくと、自分のお気に入りの音楽を聴いたり、好きなアーティストのライブ配信を探したり、現実から目を背けて楽しいことだけを
考えるような時間を過ごすことが増えていました。
でも、どんなにその瞬間は楽しくほっとできても、心の中には何となく落ち着かない気持ちが残っています。
そうです、不安や恐れといったマイナス感情が存在しているのです。
よく、マイナス感情を持つことは良くないと言われます。
イライラや怒り、不安等の感情を抑えるにはどうしたらいいかを指南する本がなんと多いことでしょう!
それくらい、私たちにとってマイナス感情は厄介なものと捉えられているのかもしれません。
最近の私も、そのマイナス感情を少しでも無くしたくて、見て見ぬふりをしていたと言ってもよいでしょう。
でもプラス感情であれマイナス感情であれ心の中に湧き上がってくる感情は、頭で考えてどうにか抑えたり無くしたりできるものではないんですよね。
そこで思い出しました。
<あれ?私たちの豊かな感情は、プラスであれマイナスであれ自己発見の扉を開けるマスターキーだったんじゃない?>と…。
気の合う仲間とオンライン飲み会をして楽しい!
というプラス感情が生まれたり、このまま外出自粛が続いて収入が減ったらどうしようと思って、心配や不安というマイナス感情が生まれたり…。
私たちの心の中には、一瞬一瞬様々な感情が沸き上がります。
感情は、ただ存在しているだけで、プラスとマイナスのどちらがよくて(正しくて)どちらが悪い(正しくない)というものではありません。
ちょうど、太陽の日が射す明るい昼と、太陽が沈んで暗くなる夜が存在しているのと同じくらい自然なことです。
大事なのは、感情をコントロールするのではなく、感情を手掛かりにして自分の大事な願いに気づくこと。
その上で、自分が今どう過ごすのか(生きるのか)決めること。
さぁて、好きな音楽でも聴きながら、私の大切な感情、恐れや不安の正体をセルフ・カウンセリングでひも解いてみよう!と思います。
皆さんもぜひ自分の感情を手掛かりに、自分と対話してみてくださいね。
(セルフカウンセリングは商標登録されています)