こんにちは。
セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。
ホームページのリニューアルに伴い、5月から理事、監事が交代でブログに投稿することになりました。
今回も前回に引き続き中村紀典理事です。
セルフ・カウンセリング理論では、
「コミュニケーションが成立する4ステップ」の段取りを踏むことで、
どんなに複雑な関係であっても”伝わるコミュニケーション”が可能になるとしています。
それは
第1ステップ(ちょっと立ち止まる)
第2ステップ(自分の気持ちに気づく)
第3ステップ(相手の気持ちを推察する)
第4ステップ(自分と相手を共に生かした言葉がけを発想する)
です。
このうち、私にとって少し苦手なのは第1ステップ(ちょっと立ち止まる)です。
私と相手と意見がちがうとき、つい私の意見にこだわって話をするときがあります。
このため第1ステップが抜けてしまい、次のステップに進めないため、会話がうまく続かないのです。
これではいけないと思い、苦手を克服するため色々な工夫をしております。
例えば、最近ではスマホの待ち受け画面に4つのステップを表示し、常時目に入るようにしております。
これにより私の中で4ステップが確実に習慣化することで、
よりよいコミュニケーションができるようになって、日常生活がさらに安心で楽しいものにしようと思っております。
コメントをお書きください
東 由紀子 (月曜日, 23 5月 2022 10:13)
いつも自分の意見を相手に押し付けることがあり、反省しています。寄り添う人でありたいです。
土橋稔枝 (月曜日, 23 5月 2022 10:20)
ちょっと立ち止まるというのは、自分の感情を押し殺すことなので、短気な私にとってとても難しいことです。つい感情的になってしまい失敗することが多々あります。
そして、自分を見つめ、相手を思いやる、そして言葉を選んで発する。この言葉選びもとても難しく、選んだ言葉ひとつで関係性が変わってしまうと感じます。
この4ステップを忘れずに対応できる自分になれるよう精進しようと思います。
関香澄 (月曜日, 23 5月 2022 12:19)
第一ステップ
なんとか相手の話しを聞くことができます。
第二ステップ
自分の気持ちにも気が付きます
第三ステップ
相手の気持ちも推察できるのですが
第四ステップ
自分と相手を共に生かした言葉がけを発想するが喋りが乗ってしまい、いい気になって結果押し付けているような感じになり嫌がられてしまいます。
....のあと反省します。
落ち込みまず。
投稿者中村紀典より (火曜日, 24 5月 2022 22:09)
今回、東 様、土橋 様、関 様からコメントをいただき嬉しいです。ありがとうございます。
私は気づかぬうちに押し付けの会話をするときがあり、そういう時は後味が悪い気持ちになります。この時は、セルフ・カウンセリングで4ステップを記述して、どう発言すべきたっだかを考えて反省しております。そして改めるべきところがあれば、翌日相手に会って訂正し、話し合います。こうしているうちに、次第に日常会話もうまくゆくようになると信じて続けております。
第4ステップの言葉がけの発想は難しい時がありますが、その時は多少自信がなくとも発言することにしています。その時、言葉がけの最後に、”~でいかがでしょうか?”とか、”~でどうでしょうか?”という言葉をつけて話しています。そうすると、問われた相手は、私の発言に対する意見を返してくれるので、会話が続き、うまいこと合意に至ることが結構あるように思っています。
もし参考になるようでしたら参考にして下さい。皆さんのコメントいただき勉強になりました。
朝の行動 (水曜日, 06 7月 2022 10:35)
四季おりおりの朝の光景に癒されながら一日が始まります。
毎朝、歩きながらの会話に昨日の事や今朝の話が弾む、仲間っていいですね!
中村先生の四番の「共に生かした言葉がけが」身に沁みます。
泣いたり、喜んだり、自分と相手を共に生かした言動をこれからも心がけます。
有難うございました。
投稿者中村紀典より (金曜日, 08 7月 2022 12:37)
朝の行動さんへ
コメントありがとうございます。私の投稿に感じていただけたところがあったようで嬉しいです。
コミュニケーションの最終目的は4ステップ「ともに生かした言葉がけ」です。ここは頭を使うところですが、それ以前に第2ステップ自分の気持ちに気づき、第3ステップ相手の気持ちを推測するがあります。この第2、第3ステップに至るには、どうしても第1ステップ「ちょっとたちどまる」が必要です。
相手と話しているときに自分の気持ちに捉われていると、自分の気持ちにこだわってしまい、相手の気持ちを考える余裕がなくなる傾向になります。このため第1ステップで著って立ち止まって自分の気持ちに気づく必要があります。気づくと自分の気持ちは落ち着き、相手の気持ちを考える余裕が出てきます。このため第1ステップが最も大切なのですが、私は第1ステップを毎回実施しているかと言えば疑問です。ただ実施するよう努力していることは確かです。