![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=362x1024:format=png/path/s0c57c80fb42fa310/image/idc47ad718bb1018a/version/1708320972/image.png)
セルフ・カウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業や個人を対象にコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。
【活動報告_2024年02月14日実施】
そのコトバ、子どもに伝わる?
セルフ・カウンセリング🄬によるコミュニケーション・レッスン
東京都品川区立第三日野小学校のPTA研修としてセルフ・カウンセリング🄬によるコミュニケーション・レッスンの講座いたしましたのでご報告いたします。
第三日野小学校PTA 研修担当 浅井様
コロナ禍もあり、コミュニケーションが今まで通りではなくなったで、この機会に、今一度コミュニケーションについて、一緒に学び、また、参加者のみなさまとつながりがつくれる時間が持てればとこのイベントを企画されたとご挨拶されました。
![第三日野小学校PTA 研修担当 浅井様](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=472x10000:format=jpg/path/s0c57c80fb42fa310/image/i6508535b6b37194f/version/1708320067/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1pta-%E7%A0%94%E4%BF%AE%E6%8B%85%E5%BD%93-%E6%B5%85%E4%BA%95%E6%A7%98.jpg)
ーーー【講座の様子】ーーーーーー
この講座では、毎日繰り返される親子のバトルを一旦お休みして、子どもと「心が通うコミュニケーションの仕方」をお伝えします。
まずは、「気持ち」って何でしょうか?
「子どもの気持ち」「私の気持ち」。
嫌な気持ちやワクワクする気持ち。
緊張する気持ちなど、気持ちは様々です。
では、気持ちはどうして生まれるのでしょうか?
このように、普段ゆっくり考えることのない「気持ち」について紐解き、そして、ワークシートを使いながら、自分と相手の気持ちをみつめて理解します。
![講座の様子](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=445x10000:format=jpg/path/s0c57c80fb42fa310/image/i8fde7053db1fe7dd/version/1708320042/%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%81%AE%E6%A7%98%E5%AD%90.jpg)
続いて、ワークとグループ発表のテーマは「子どもと宿題とゲーム」です。
子どもが学校から帰宅した後、宿題をしてからゲームをする約束のはずが、宿題を終える前にゲームをしている子どもを見てしまった親の一言。こんな場面、あなたならなんと言いますか?
![ワーク後のグループ発表の様子](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=471x10000:format=jpg/path/s0c57c80fb42fa310/image/i42195fbb5963321d/version/1708320149/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%BE%8C%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%AE%E6%A7%98%E5%AD%90.jpg)
子どもには子どもの気持ちや考えがあります。
子どもの立場に立って気持ちをみつめてみると
「うるさく言われたくない」「ほっといてほしい」こんな気持ちが見えてきました。
親の私の気持ちと、子どもの気持ち、両方見えてきたところで、さあ提案です。
押し付けるのではなく、子どもの言いなりになるのではなく、お互いの気持ちを活かした新たな提案を考えてみましょう。
このプロセスは、私たちセルフ・カウンセリング普及協会が提唱している、伝え方のコツと順序の3か条である「受けとめる」「伝える」「提案する」です。
私たち人間は、みな違う経験を積み重ねて今存在します。だからみな違う人間でみな違う感情や気持ちを持っています。
相手の気持ちを受けとめ、自分の気持ちを理解して、互いを活かしたコミュニケーションを子育ての場面でもご活用いただけるワークなので、グループ発表では必然と日頃のご家庭での会話など、参加者同士のコミュニケーションも生まれていました。
ーーー【参加者の感想】・アンケートより抜粋ーーーーーーー
・子どもの気持ちに立つ余裕がなかったが、少し見直そうかと思えた。
・親の「良かれ」よりも、子どもにとったらまず気持ちを受けとめてもらうことが大事ということを感じました。子どもが受け止めてくれたと実感したら、親の話しを聞いてもらえるようになるんですね。
・子どもの考えていることが見えにくいので、今回のレッスンを活かしてコミュニケーションを維持していきたいと思いました。
・毎日繰り返していたやり取りが一歩前進しそうです。
・日頃から子どもや他者の気持ちに寄り添うように努めているが、意外と自分自身の気持や欲求に気づけていないことに気づけました。
自分の気持ちにも目を向けてから、相手の気持ちも考え、コミュニケーションをとっていきたい。
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講師より
私も毎日子どもと対峙しています。
ついつい「子どものことは親の自分が一番わかっている」と思いがちですが、子どもも一人一人違った特性をもって生まれ、一瞬一瞬違う経験をして自己形成史を紡いでいます。
自分の考えと違う子どもの行動を見て、つい口を出しそうになるその時、ちょっと立ち止まり互いの気持ちを受けとめ、伝え、提案することができると、いつもと違った結果や関係性が生まれるかもしれません。
お子さんとのやり取りにお役立ていただけると幸いです。
登壇講師(協会専任講師) : 金井 民子
セルフ・カウンセリング普及協会の専任講師に加え、養護教諭やPTA役員の経験を活かして、PTAや親子の学びの講座を得意とする。
ーーー≪ 講 座 詳 細 ≫ーーーーーー
日時:2024年02月14日(水)10:00~11:30
場所:東京品川区立第三日野小学校
内容:そのコトバ、子どもに伝わる?
セルフ・カウンセリング🄬によるコミュニケーション・レッスン
講師:金井 民子 (協会専任講師)
サポート: 梶谷 久寿美(協会専任講師)
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また、研修の実施についてもご検討いただく際は、費用のご相談も含めてご対応させていただきますので、お気軽にお問合せください。
NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会 事務局
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