【たくさんのモノサシに気づいたけれど】生江規子

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写真はイメージです(PhotoACより)

こんにちは。

セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。

 

ホームページのリニューアルに伴い、2022年5月から理事、監事が交代でブログに投稿することになりました。

 

内容はセルフ・カウンセリングに関わって感じた各人の感想、思いつき等なんでもありです。

あくまでも個人としての自由な意見・考え方です。

セルフ・カウンセリングを学ぶ上で、皆様の参考になれば幸いです。

 

今回の担当は、前回に引き続き、普及協会の理事、通信講座の専任講師の生江規子さんです。

 

4回連載のうちの第3回目「たくさんのモノサシに気づいたけれど」をご紹介します。

 

 セルフ・カウンセリングに取り組んで、私がたくさんのモノサシを持っていることが分かりました。

息子はこれが出来ていないからダメだ!という思いも、あの人のこういうところは良いけれど、こういうところはイヤだな、という思いも、みんな私のモノサシでの評価です。

気づかずにモノサシを振り回している私の姿が見えてきました。 書いたものを読み返してみると、私の思いだけでなく、言葉も行動もモノサシにつながっていることに気づきました。

モノサシの奥の深さを感じました。

 セルフ・カウンセリングではモノサシを無くそうとしたり、抑えようとするのではなく、理解して受けとめることが大切だと学びました。

たくさんのモノサシを持っていることをマイナスに思わなくて良いのだ、とまたひとつホッとしました。

そうすると気持ちに少し余裕ができて、相手にも相手なりのモノサシがあるのだろう、とほんの少しですが立ちどまって考えられるようになりました。

これが自他境界線を引くということなのだな、だんだん分かってきた、と嬉しくなりました。

 ところが、頭ではそう分かっていても、相手と面と向き合うと、どうしても不快感や否定感が湧いてきます。

分かってるはずなのに…と、私自身の頭と心のギャップに息苦しさを感じるようになりました。

 

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コメント: 3
  • #1

    東 由紀子 (日曜日, 12 6月 2022 10:07)

    ものさしを振りかざすことはいけないことです。考えを押しつけたりすることはあってはいけないことです。沢山のものさしに気付く必要がありますね。相手を思いやる優しさが大切ですね。

  • #2

    関香澄 (日曜日, 12 6月 2022 14:02)

    たくさんのものさしはあっても良いと思います。

    だだ、自分のものさしと同じだと思いこんではいけないと思います。

    相手のものさしを見極めることができれば

    自分との違いがわかれば

    両方のメリットが増えるとも考えました

  • #3

    生江規子 (日曜日, 12 6月 2022 22:05)

    東 様
    コメントありがとうございます。
    東さんがお書きになっているように、‘’モノサシに気づく"ことが大事なのだと思います。気づけないから、他者に向けて振りまわしたり、自分がとらわれたりしてしまうのでしょう。
    自分のモノサシに気づくことで、他者への見方や受けとめて方が変わって行くように思います。自他境界線を引いて、他者の思いに寄り添うことにつながって行ければ素晴らしいですね。


    関 様
    コメントありがとうございます。
    たくさんのモノサシがあることを受けとめて下さって嬉しく思います。
    これが私のモノサシなのだ、と自覚できると、他者のモノサシとの違いについても落ち着いて見つめられるようになりますね。
    自分も他者も共に活かしていくために、やはり自己理解・自己発見が大事なのだな、とつくづく思います。