こんにちは。
セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。
ホームページのリニューアルに伴い、2022年5月から理事、監事が交代でブログに投稿することになりました。
内容はセルフ・カウンセリングに関わって感じた各人の感想、思いつき等なんでもありです。
あくまでも個人としての自由な意見・考え方です。
セルフ・カウンセリングを学ぶ上で、皆様の参考になれば幸いです。
今回の担当は理事の吉田 みどりさんです。吉田さんのプロフィールは次の通りです。
セルフ・カウンセリング講師として、読売文化センター大森、読売文化センター町田のセルフ・カウンセリング講座を担当。
企業研修では、階層別の1年次、3年次フォローアップにおいて、セルフ・カウンセリングによるコミュニケーション・トレーニングを指導。企業の要望に応じて、セルフ・カウンセリングによるコミュニケーション・トレーニングの課題シートの添削、評価に携わっている。
一般社団法人 プロフェッショナル心理カウンセラー協会 理事としても活躍中。
pas à pas(一歩一歩)吉田 みどり
第1回「もっと多くの人と出会えるよう願っていますよ」その1
私は康麿先生から、私の既成概念に気づくきっかけとなる多くの言葉を教わりました。
その言葉の一つ一つを理解するごとに、心の自由を得ることができたと思っています。
そして、私らしい生き方を見出しました。
衝撃の大きかった一つ目の言葉が冒頭のものでした。
私は、結婚後、海外転勤も経験しており、それまでに多くの人と出会ってきたと思っていたので、その真意が分かるまでは反発を感じたものでした。
私がセルフ・カウンセリングを学ぶきっかけになったのは、子供の学力不振に悩んだからでした。
セルフ・カウンセリングでは、日常生活の一場面を取り上げて具体的に書いて見つめます。
人の心理を学んで、より賢い母となり、子供のやる気を引き出せるようになりたい、と期待して書いた一場面で、私は、私自身が欲求を沢山持っていたことに気づきました。
それまで私自身は、自分のことを無欲で控え目な人だって思い込んでいたものですから、驚きでした。
記述と洞察で探求してゆく中で、ガラガラと自己認識が崩れることは、苦しかったです。
でも、自分の感情や欲求を自分のものとして取り戻してゆくことは、本当の自分の心と出会ってゆくことでした。
それは、頑張ってきた自分を認め、解き放し、何を大切にして生きていきたい自分なのか、がスッキリと見えてくる学びでした。
私の面白みのないと思っていた人生が、私にとっては面白いと思えるように、私の物語は変わっていきました。
(つづく)
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