こんにちは。
セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。
理事、監事がセルフ・カウンセリングに関わって感じた各人の感想、思いつき等 あくまでも個人としての自由な意見・考え方をブログでお伝えしています。セルフ・カウンセリングを学ぶ上で、皆様の参考になれば幸いです。
前回に引き続き、理事の吉田みどりさんです。
pas à pas(一歩一歩)第5回「コロナ禍に思う」吉田 みどり
私たちは、もう3年も続くコロナ禍の生活に工夫を重ねつつ暮らしを営んでいます。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
だいぶん緩和されてきましたが、初めの頃は、自分の死も身近な人の死もいつ訪れるものか分からないという状況が続きました。
一番恐ろしいと感じたのは、愛する人と会うことができなくなり、突然別れがくるということでした。私の同窓生も逝きました。たった一人で亡くなるって、どんなに辛いことなのだろう、と思って、受け入れるのは本当に辛かったことでした。
生活が制限されることで多くの人が不自由さを感じています。中でも、友人や仲間とのつながりがなかなか持てなくなっている若い人たちの苦悩を思います。年寄りの私だって、夢が奪われて、がっかりしていることもあります。
一方、嬉しい経験もありました。いやおうなくAIに頼ることとなり、対面でしかできないとの思い込みから解放され、世界が拡がったと思うこともありました。
平穏な時に、時間があったなら、生きること死ぬことをしっかり考えておくことが大切なのだなぁとつくづく考えています。子供も大人も備えることが大事です。
セルフ・カウンセリングの学びも備えの一つになります。ルールを頭に入れておけば、危機の時に、不安に駆られることなく、落ち着いてどう行動したらよいのか、納得して、自分らしく決めていくことができるからです。
思い切り、笑い合えるようになったら、皆さまとオフ会でお目にかかりましょう!!
小さな希望をもって、一瞬一瞬の思いを大切に、一歩一歩、歩んでまいりましょう!!
(完)
5回連載「pas à pas(一歩一歩)」をお読みいただきありがとうございます。
1回目:もっと多くの人と出会えるよう願っていますよ その1
2回目:もっと多くの人と出会えるよう願っていますよ その2
3回目:ケアについて
4回目:思いやり
5回目:コロナ禍に思う
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東 由紀子 (木曜日, 25 8月 2022 10:08)
コロナで、制限されて愛する人に会えないことが辛かったです。悲しくて涙がでました。いつも友人とメールのやりとりをしていました。いつ死ぬかわからない今をありのままに生きる私の課題です。
関香澄 (月曜日, 29 8月 2022 18:02)
コロナが始まった時、母はまだ生きていて、
インフルエンザになった時、
私がなったら夫がなり母がなりと
なったことから
コロナと聞いて、
ドキドキして過ごしていました。
でも、介護をしていたおかげで、
助かったとも言えるかもしれないと思い、たくさんの人に感謝しています。