外出自粛要請中のイライラを軽減する方法

親子で過ごす時間を楽しむためのコツとは?

自分の既成概念に気づき、自分と相手をともに活かす交流をめざす
『セルフカウンセリング』を普及するNPO法人です。

イメージ写真
写真はイメージです。photoACより

外出自粛要請で、親子で過ごす時間が増えています。

先日テレビを見ていたら、ママたちが悲痛な声でインタビューに答えていました。

 

「子どもが家でだらだら過ごしていてイライラします」

「在宅ワークしているのですが、子どもが邪魔してはかどりません。

邪魔しないで!と怒ってしまいます」

「このままだと虐待してしまうんじゃないかと怖いです」

 

その後、その番組では、親子で楽しめる料理の作り方とか、親子で楽しめる家での遊びなどが紹介されていましたが、イライラしているときに、親子で楽しもうという気持ちになれないのが

現実なのではないかしら?と思いました。

 

最近は怒らないことが良しとされていて、子育て中のママたちにもその考え方は浸透しているようです。

でも、イライラしたり、怒ったりする気持ちは簡単にはなくなりませんね。

 

そんなときには、発想を変えて、思い切ってイライラしている自分の気持ちを表現してみませんか?

ただし、表現するのは、お子さんや家族ではなく、紙にです。

 

そのとき、ちょっと一工夫。

自分が心の中でつぶやいているままに書くことを目指してみましょう。

 

例えば、“私はイライラしている”と書くのではなくて、“私は<あー、イライラする!

学校が休みになってから朝起きるのも遅いし、ゲームばかりじゃないの!

少しは手伝いでもしてくれたらいいのに!

こっちは朝からご飯の支度や食事の後片付け、洗濯、掃除ってやることばっかりなのに!>と思った。”というように。

 

そして、書いたことを何度か読んでみましょう。

読むときにも一工夫。

決して、表現した自分の気持ちを良いとか悪いと天秤にかけて評価しないことをめざしましょう。

書いてある気持ちをカウンセラーになったつもりで読んでみましょう。

<そうだよね。

子どもたちが学校に行っている間に自分のペースでできていた家事が思うように進まないし、

やることは増えてるからイライラするんだよね>というように。

 

自分で自分の気持ちを受けとめられると、少しずつ気持ちが落ち着いてきます。

気持ちが落ち着くと、子どもたちの様子も落ち着いてみることが出来るようになることでしょう。

紙と鉛筆さえあればいつでもどこでもできるイライラ解消法。

ぜひ、試してみてください。

 

(セルフカウンセリングは商標登録されています)

通信講座メンタルケア・アドバイザー