セルフ・ヒーリングを学んで気づいたこと (1) 私は、我慢強い?

写真はイメージです(イラストACより)
写真はイメージです(イラストACより)

セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。このコラムでは、セルフ・カウンセリングにまつわる様々な情報をお伝えしています。

 

 

渡辺先生は「セルフ・カウンセリング」を土台として、更に「セルフ・ヒーリング」と「コミュニケーション・トレーニング」の学びを創って下さいました。 私が「セルフ・カウンセリング」に続いて「セルフ・ヒーリング」を学び始めたいきさつと、それによって生まれた気づきについて書いてみたいと思います。 (10年以上前の発表原稿に、多少の補筆・修正をしています)

  

セルフ・ヒーリングを学んで気づいたこと(1)

 

◆私は、我慢強い?

 

セルフ・カウンセリングを学び始めてから十数年たった頃には、母との問題、夫との問題も私なりに心の整理がついて、少しづつ落ち着きを取り戻していました。安定した気持ちで自己探究よりも他者援助の方に、次第に比重を移して活動を続けていましたが、夫が定年退職した頃から、私は再び、落ち着かない気分になってきました。

65歳で退職してからの夫は体調不良が続き、心臓の緊急手術を受けたり、検査入院をしたり、救急車で運ばれたりする、ということが続いていました。私自身も還暦を過ぎて老化を意識する事が多くなり、次第に健康問題に関心が向きました。

勿論、この間私はいろいろな健康法を試みてみました。食事療法・運動療法・音楽療法・行動療法等々です。私は、飽きっぽい割には結構凝り性で、気が向くとすぐに記録を取ったり、グラフにつけたり、データを比較したりします。

けれども、そのように熱心になればなる程、うまくいかなかった時のストレスは大きくなります。一時は数値が改善しても、月日と共にまた次第に悪化してゆきます。私はその度に挫折感を味わい、それを繰り返す事で、ストレスはますます大きくなっていました。

その頃、私は「セルフ・ヒーリング講座」のお知らせを受けました。

そのお誘いの中に“症状が出てきたら「よく出て来たね」と声をかけてあげて下さい”というS先生の一文がありました。よく分からないまま、私は強く心を惹かれ、「セルフ・ヒーリング」を受講する事にしました。

そして、そこでたくさんの、大きな気づきを得ることができました。

 

一つ目は、今まで私は、自分の体の痛みや不具合について、とても我慢強くて、気にすると言うよりそれを無視している、言い換えると、私は自分の体を少しも大切にしていなかった、という気づきです。 

(つづく)

 

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