LGBTについて、考えてきた年月のこと

蓼科の夕日
蓼科の夕日

セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。このコラムでは、セルフ・カウンセリングにまつわる様々な情報をお伝えしています。

 

9月のブログも協会専任講師である吉田みどり先生のコラムをお届けします。

 

LGBTについて、考えてきた年月のこと

 

40年前、アムステルダムのカフェで、白人男性二人のカップルが、アイスクリームを「アーン」って、食べあっている幸せそうなシーンを微笑ましく思ったたことがありました。

<同性愛の方達!>と思いつつ、心の奥底では、根拠なき偏見を持っていたと思います。

 

21世紀直前のフランスでは、女性議員を増やすための「議会は男女半々に・パリテ法」をと女性議員達が提唱していました。

その後パリテ選挙法が制定され、政党は候補者を男女半数ずつにすることが義務化され、フランス議会は、女性議員大躍進となりました。

賛成論者は、「人類は、女性と男性の混成であり、普遍的にダブルなのだから・・・」と言っていたのを覚えています。

私は、20年前、単純に、男女は普遍的なのだ、と思っていました。

 

しかし、最近、若い友人から「LGBTの知り合いは多くいます。」との言葉を聞いて、日本も変化してきている、と実感しました。

現在、人類は男も女も「LGBT・Q・・」も包括する時代にしようと苦悩している、とこの私にも分かってきました。

 

ゲイである著者の方から贈呈されていたにもかかわらず、興味を持てず置いていた本を最近拝読しました。

いじめ、虐待の環境、自分で自分の性向への混乱、自己受容できるまでの彼の生きてきた内面の辛さを知りました。

彼は、自分だけでなく、人は、誰もが孤独であるという共通点を発見したようです。

私は<そう、私たちは、同じだよ、そして皆違う。自分で自分が分かるまで辛いよね>と思いました。

 

今の世界の知性の代表だと思える二人、ユヴァル・ノア・ハラリ(イスラエルの歴史学者)とオードリー・タン(台湾のIT大臣)による素晴らしい対談(2020年)を見つけ、日本語字幕付きのインターネットで拝聴しました。

前者は、ゲイ・後者は、トランスジェンダーだそうです。

AIを正しく使って、ジェンダー・アイデンティティーを発見し、“多様性”と“個人の自由”を未来へ発信するといった内容でした。

COVID-19によって与えられている苦しみさえ、私たち人間にとって、新しい発想を生み出す力に、と二人の対談から希望を感じました。

 

セルフ・カウンセリングを長く学んできた今の私なら、人の存在は無条件ですとつたえられます。

全ての人は、一人ひとりが唯一無二の存在なのだと確信しています。

 

もし、私の子供が、孫が「LGBT」と悩んでいたら、今の私は、恐れないと思います。

ありのままで生きられるように個人を大切にしつつ、生きている場としての社会も大切に、なんとか折り合いを付け、やっていけるよう支援をしたいと思うでしょう。

 

ーー【募集中の講座のお知らせ】ーーー

① トーク・カウンセリング(全3回)講座 オンライン(Zoom) 定員10名

詳しくはこちらから

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    関香澄 (金曜日, 15 9月 2023 12:12)

    私はどういうふうになるか、わかりません。

    そういう人達にカミングアウトされたことがないからです。

    知り合いの話は聞いたことが、ありますが

    頭の中では、
    桜梅桃李ですからいるんな人達がいて当たり前という感覚ですね。

    それで、病になっては大変なので、話を聞いてあげたいなとは思いますね。

  • #2

    東 由紀子 (金曜日, 15 9月 2023 14:52)

    このような状況になることは悲しいです。どうしてこんなことが起きるか不思議です。ずっといきどおりを感じています。