セルフ・カウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業や個人を対象にコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。
【活動報告_2025年9月10月_全3日実施】
東京都北区立十条富士見中学校_総合学習
友達を大切にできる心を育む
― ピアサポートするための自己理解・他者理解 ー
自分も友達も大切にできるピアサポートをする上で自分をもっと知るために、
セルフ・カウンセリング🄬を用いた自己理解・他者理解について全学年の皆さんへお伝えしましたので、その様子をご報告いたします。
本授業は、東京都北区立十条富士見中学校の今年度の研究テーマである「友達を大切にできる心を育む(ピアサポートするための自己理解・他者理解)」で、生徒同士がピアサポートをするための前提として、まず、自分を知り、自分を受けとめ、自分も相手もかけがえのない存在であることを体験しながら学習するために、全学年に向けて総合学習の時間に企画いただきました。
まず最初に、守谷校長先生から生徒のみなさんへ授業の丁寧な説明がありました。
集団生活する上で人との関わりの中で色んな事が起きます。
人との関わりが上手にできるようになると、日々の生活がより良い生活に結びつきやすい。と先生は感じています。
人との関わりを上手にするにはどうしたらいいのか。
相手を知ることの他に、自分のことを知ることも大事だと思っています。
自分の考え方を知る。こういうことを自己理解って言います。
そして、自分の考え方を知った上で、相手の話しを聞いて自分と違うところはどこだろう、自分と似ているところはどこだろう。これを他者理解って言います。
自分の考えや、相手の考えを理解すると人間関係の手助けになると考えています。
みんなにも取り組んでほしいと思ってこの授業を考えました。
一緒にスタート地点に立って、一緒にワークを通して大切にする方法を練習しましょう。正解探しの時間ではないので、他の人の意見に合わせなくてい良いです。自分の意見を大切に話して、相手の話しも大切に聞いてください。
ーーー【授業の様子】ーーーーーー
十条富士見中学校では、3人組(トリオ)活動を取り入れており、なにかあったら3人で話し合い、相談しやすい環境を整えられています。
そのため、この授業も気心知れたトリオで、自分の意見も相手の意見も受けとめ合える土壌が準備されていました。
ワークを通して自分と違う意見に関心を示し、また、自分と似ている意見に深く共感し、様々な考えや価値観(モノサシ)があるって楽しい。人と交流することの喜びを私どもも再確認する時間となりました。
ーーー生徒の感想ーー(アンケート抜粋)ーーーー
★1学年
・自分を知る良い機会になりました。相手の意見を聞くことで自分とは違う目線の考えが分かりました。また、自分の思っていることを神にき出したことが無かったので、今回自分がどう思って、何を言って、それはどういう理由があるのかがわかりました。
・自分の意見をはっきり伝えることができました。相手の意見を聞いて「みんな違ってみんないい」をもっと深く知ることができました。相手の目を見て聞いたら、自分の目を見て聞いてくれました。自分の意見を発言することが少し好きになりました。
・1人1人考えが違っていて人の数だけ答えがあります。その中で気持ちを伝えあう大切さを知りました。
・自分の考えを生じに話すことは私自身いいものではないと思いました。自分の中で言いたくないことや秘密にしておきたいことなどたくさんあります。なので、他の人にも無理に聞くという行為をしないように気をつけたいと思いました。答えのない課題は難しかったです。
★2学年
・ 自分がどのような価値観を持っているのかを理解する部分は印象に残りました。
・ みんな心の中でそれぞれ大切にしていることがあることに気づけました。自分のことにも気づける機会でした。
・ 自分に向き合ってみようと思うことは今までなかったので、今回良い体験ができたと思う。こんなときどうするのワークが自分の考え、判断基準につながっていることが分かりよく理解できた。
★3学年
・ワークを通じて自分の気持ちを理解することの大切さを改めて実感しました。自分場物事を考える上で何を大切にしているのか、どんなことが基準になっているのかといった自らの性格を客観視することもできました。これからも何かを判断する時は自分の気持ちを大切にしたいです。
・今までは自分についてわかっているつもりでも、わかっていなかったのかもしれないと感じました。特に心の中にとどめておくだけでは理解した気持ちになってしますが、ワークシートに書き出してみると自分の肝への理解が深まったと思います。自分と相手、どちらのモノサシも大切にし、自分の気持ちをしっかり理解していきたいです。
ーーー守谷校長先生より----------
すべての学年にコミュニケーショントレーニングを行っていただきましたが、学年に応じた生徒の考え方や自己理解の様子がわかるとともに生徒一人一人の自己理解や他者理解が確実に深まりました。
現在、多くの生徒が悩みや不安を感じながら生活をしているように思います。
そのような中で今回の講義や実習がとても有効かつ充実した内容だったと思います。
継続的に実施することや教員への研修を考えていきたいと思いました。
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講師より
今回の総合学習の授業では「自分と相手の大切さを認める気持ちをたがやそう」というテーマで、「互いの違った考えを大切に受けとめ合う」ことの意味や大切さの理解を狙って授業を行いました。授業では自分の気持ちをワークシートに書き表し、3人グループで互いの気持ちを聞き合うことを中心に行いました。
9月10月に渡り1年生、3年生、2年生の順番で全学年の生徒のみなさんに授業をさせて頂きました。授業の中で学年ごとのカラーの違いを感じるシーンもありながらも、伝えたことをまっすぐに受けとめて、主体的に課題に取り組もうとする姿勢は全学年共通していたことが印象深く残っています。
ワークごとにインタビューをしましたが、自分の気持ちを率直に表現されていました。自分の気持ちを理解する時には、自分の気持ちを率直に表現することが大切です。
授業を振り返えり、この生徒の方々なら、日常の中で自分の気持ちへの理解を更に深めて、互いの違いを大切に受けとめていくことができるだろうと感じています。
ーーー≪ 研 修 詳 細 ≫ーーーーーー
日時:2025年9月4日(木)、9月30日(木)、10月23日(木)各 5・6時間目
場所:東京都北区立十条富士見中学校
内容:友達を大切にできる心を育む
― ピアサポートするための自己理解・他者理解 ー
講師:宮澤奈美江 (協会専任講師)、山下優子(協会専任講師)
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