セルフ・カウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業や個人を対象にコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。
【活動報告_2026年1月24月_町田市立南第一小学校実施】
道徳授業地区公開講座_教育の町田推進事業
「大人の自己発見・子どもの再発見」
~自分のモノサシを知り、子どものモノサシに気付くアンテナをたてよう~
自分らしさを知る手がかりとして、自分のモノサシを発見していただくこと、さらに、
一人ひとり、違うモノサシをもっていることを理解し、受けとめていくことが大切で
あることをお伝えしましたので、その様子をご報告いたします。
町田市立南第一小学校では、2022~2024年度の3年間にわたり、「キャリア教育」の推進をテーマに研究と実践を重ねてこられました。学校生活や日常生活のあらゆる場面において、「自分を成長させる」という意識のもと、児童・教職員・保護者が一体となって取り組まれてきたそうです。
その中で、特に大切にされてきたキーワードが「なりたい自分」です。この言葉を合言葉に、キャリア教育で育むべき4つの力を「夢4」と名付け、次の力の育成に取り組まれてきました。
・人間関係・社会形成能力
・自己理解・自己管理能力
・課題対応能力
・キャリアプランニング能力
これらの取り組みを通して、多様で変化の激しい現代社会を自分らしく生きていくためには、大人も子どもも「自己調整力」を身につけることが重要である、という実感を持たれているとのことです。
こうした背景のもと、今年度の道徳授業地区公開講座では、これまで積み上げてきた「なりたい自分」を目指すための「夢4」の力と関連付けながら、「自己調整力」について、保護者自身が考える機会にしてほしいという思いから、当協会へお声かけをいただきました。
また、子育てにおいて重要な視点として挙げられたのが「モノサシ」の存在です。「モノサシ」は親子間だけでなく、大人同士、子ども同士の関係においても大切なものであり、社会の中で生きていくためには、自分自身や相手の「モノサシ」に気づくことが、「人」として非常に重要な要素である——そうした気づきにつながる機会になれば嬉しいと、校長の安東深雪先生はお話しされていました。
ーーー【講座の様子】ーーーーーー
「多様で、変化の激しい現代社会で、自分らしく生きる」こと
校長の安藤先生は、児童の皆さんだけでなく、保護者や先生方にも、豊かに自分らしく生きてほしいと願っていらっしゃいました。
そこで、自分らしさを知る手がかりとして、自分のモノサシを発見していただくこと、さらに、一人ひとり、違うモノサシをもっていることを理解し、受けとめていくことが大切であることを伝えたいと考えました。
そこで、自分がどんな相手を好ましいと思っていて、どんな相手を好ましくないと思っているのかを具体的に書き表し、そこから自分のモノサシと、モノサシが形成されたと感じるエピソードを書いて頂きました。
保護者の皆様、先生方は、エピソードまで丁寧に表現され、グループに分かれて発表されました。
ーーー参加者の感想ーー(アンケート抜粋)ーーーー
・大人同士でもモノサシの違いをはっきりと感じることができた。
子どもについてもあ、この気持ちを忘れず、考えて接していきたいと思った。
・子の考えもしっかりしてきて、意見がぶつかることも増えてきましたが、
一回冷静になってモノサシを思い出し、話し合いができたらいいと思いました。
・なぜそう思うのか?に目を向けるのが大切なことがわかった。
・自分のモノサシが自分の経験からできていると知り、なるほど!と思った。
・今までにない視点でした。自分が不機嫌になる理由がわかった気がします。
・とてもいい時間でした。来てよかったです。夫婦で来ましたが、お互いの
エピソードを話せました。
・自分のモノサシを知ることは、コミュニケーション力を高めることだと感じた。
家庭だと、大人目線、親目線で子どもと接しがちだが、子どもが感じていること
や考えていることを受けとめて、プラスの表現で返していく姿勢をもちたいと感
じました。
・子どもの道徳の授業を見て、「これが良いこと」という世間一般のモノサシがある
中で、大人となってもっと細かい一人ひとりの違ったモノサシもあり、そこへの
理解も大切だということにあらためて気づかされた。子ども、相手、家族相手、
その他関わる人のことも考える、いいきっかけだった。
講師より-------
一番印象に残ったことは、保護者の皆様、先生方の熱心な取り組みです。率直にご自分のお気持ちやエピソードを書き表し、グループ内で発表し合い、発表に耳を傾けていらっしゃいました。
アンケートの記入時間はほとんど設けることができませんでしたが、率直にお気持ちを表現いただき、感動しました。
アンケートに、「発表無しがよかった」「講演会と聞いていたのに強制ワークはハードだった。発表させるのは配慮不足ではないか」というご意見がありました。
事前に、①ワークショップ形式であることや、話し合い、発表の時間があることをお伝えすること②発表したくない場合はパスもOKと伝える配慮が必要でした。
今後は、参加された皆様全員が安心して臨めるよう配慮していきたいと思います。
ーーー≪ 研 修 詳 細 ≫ーーーーーー
日時:2026年1月24日(土)
場所:東京都町田市立第一小学校 体育館
内容:「大人の自己発見 子どもの再発見」
~自分のモノサシを知り、子どものモノサシに気付くアンテナをたてよう~
講師:山下優子(協会専任講師)、諸星由美子(運営サポート)
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