NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会

夫にイライラをぶつけたくなる心理

夫へのイライラを解消する方法

自分の既成概念に気づき、自分と相手をともに活かす交流をめざす
『セルフカウンセリング』を普及するNPO法人です。

イメージ写真
写真はイメージです(PhotoACより)

「夫はハードな仕事をしているにも関わらず、家事を手伝ってくれる。

子どもともよく遊び、面倒もよくみてくれる。

自分も正社員で働いているからとても助かっている。

普通に考えれば、よくできた主人と言えるかもしれないが、一緒にいるとイライラしてきてしまう。

そして、そのイライラをぶつけてしまう。」

こんな話をしばしば耳にします。

 

ミエさんもご主人へのイライラを抱えている一人です。

家事や子どもの面倒をよくみてくれるご主人をありがたく思っていますが、一緒にいると、どうしてもイライラしてしまいます。

イライラしている自分が自分でもイヤになっていました。

本当は楽しく会話をしたいと思っているのにそれができず、自己嫌悪に陥ります。

 

そんな時、友人から渡辺康麿氏が創案したセルフカウンセリングに取り組んでみるのはどうかとアドバイスをもらいました。

ミエさんは思い切ってセルフカウンセリングにチャレンジしてみることにしました。

 

セルフカウンセリングでは映画のワンシーンのように日常の一コマを切り取り、相手と自分のやりとりを具体的に書いていきます。

その時の自分の心の中の思いも具体的に書いていきます。

ミエさんは早速ご主人とのやりとりを書いてみました。

 

【ミエさんが書いたご主人とのやりとり①】

夫は「ただいま」と言ってリビングに入ってきました。

私は〈あっ、帰ってきた。今日も早かったな。

コロナになって家で夕飯を食べることが増えた。

顔を見るとイライラしてくる。

あ〜こんなにイライライしている自分ってイヤだな。

一緒にいるだけで、どうしてこんなにイライラしてくるんだろう。

早くあっちに行ってほしい〉と思いました。

 

【ミエさんが書いたご主人とのやりとり②】

夫はテレビをみて笑っていた。

私は〈もうこんなに遅い時間になってしまった。

さっさと子どもたちをお風呂に入れてほしい。

私だって早くお風呂に入りたい。

いつもマイペースなんだから!

見ているとイライラしてくる。

いちいち言わせないでよ!

言わなくてもわかるでしょ!

これ以上イライラさせないで!〉と思いました。

私は「もう遅いから子どもたちを早くお風呂に入れて!」と言いました。

夫は「おう、分かったよ。今入れるよ」と言いました。

私は〈のんきな返事だな。

マイペースにもほどがある。

いい加減にしてほしい!

いちいち私に言わせないでよ〉と思いました。

 

 

【ミエさんの気づき】

私は、主人とやりとりした2つの場面を書いて、主人に自分の気持ちをほとんど話していないことに気づきました。

言わなくても分かって当然と思っている自分が見えてきました。

私が自分の気持ちを言わないのだから、主人が私の気持ちを分からないのは当然かなと思いました。

言わなくても分かってほしいと思うのって、主人に甘えているってことかなとも思いました。

なんでもしてくれる主人だから、つい甘えてしまう自分がいるんだと思いました。

主人に甘えている自分に気づいてハッとしました。

 

私が育ってきた家族のことを思い出しました。

私は3人姉妹の長女です。

幼い頃から、長女なんだから我慢しなさいと言われて育ってきました。

長女だから我慢することで上手に甘えることができませんでした。

上手に甘えている妹たちを見ていると羨ましく思ったことを覚えています。

いつしか自分の気持ちは言わずに済ませることに慣れていきました。

自分の気持ちは言わない代わりに、周りには言わなくても分かってほしい、

察してほしいと思うようになりました。

分かってもらえない、察してもらえないとイライラして反発する気持ちになりました。

幼い頃からの家族との関わりが主人との関わりに繋がっている気がします。

 

ミエさんのように、現在の周りの人との関わりと自分の育ってきた家族関係との関わりがつながっていると感じられることはあります。

自分の人生経験から価値観(モノサシ)は作られます。

作られた価値観(モノサシ)から物事への対応のし方、振る舞い方が形成されます。

自分の価値観(モノサシ)がどのような経験から形成されたのかをたどることができると、ストンと納得できてココロが落ち着きます。

すると、相手の様子をみて、その時々にふさわしい態度を取ることもできるようになります。

ご主人にも素直に自分の気持ちを伝えられるようになるかもしれません。

ご主人との会話を楽しめるゆとりも生まれるでしょう。

 

(セルフカウンセリングは商標登録されています)

メンタルケアアドバイザー養成講座通信講座コミュニケーション・トレーニング講座

NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会

〒215-0003
神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15

  • 電話番号:
    044-955-3226
    ※電話の受付は、月~金(祝日を除く)午前10時~午後5時までになります。
  • ファックス番号:
    044-954-3516
  • e-mail :
    self-c@jt7.so-net.ne.jp
コミュニケーション・トレーニングセミナー日程とご案内
セミナーお申し込み、資料請求などのお問い合わせ・お申し込み