NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会

部下に対するイライラをなんとかしたい!

仕事ができない部下を育成する最善の方法

自分の既成概念に気づき、自分と相手をともに活かす交流をめざす
『セルフカウンセリング』を普及するNPO法人です。

 

イメージ写真
写真はイメージです(PhotoACより)

何度言っても遅刻してくる

同じことを繰り返し聞いてくる

同じミスを繰り返す

仕事の段取りがうまく立てられない

タメ語で話してくる

 

上記は、上司が部下にイライラを感じる場面としてよく取り上げられるものです。

職場では、当然のように「上司は部下を育成するもの」と思われていますが、同じことを繰り返し教えても、いつまで経っても仕事を覚えない部下に白旗を上げたくなる上司もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

カズオさんも、仕事を覚えられない部下に嫌気がさしていました。

部下のジュンさんに仕事を依頼すると、何度も同じミスを繰り返していました。

そのため、毎日イライラしていました。

時には、ジュンさんに依頼した仕事が手戻りになるため、イライラを通り越して、ウンザリすることもありました。

 

部下への対応に手を焼いていたカズオさんは、効果的な部下の育成方法をネットで検索していると、「セルフカウンセリングによるコミュニケーション・トレーニング」という方法にたどり着きました。

 

「セルフカウンセリングによるコミュニケーション・トレーニング」は渡辺康麿氏が創案した方法で、企業研修にも取り入れられているとのことでした。

カズオさんはどんなものなのか知りたいと興味を持って、思い切って学んでみることにしました。

 

トレーニングでは、「コミュニケーション力強化シート」を用いて、自分と相手のやりとりを具体的に書き表していきました。

 

カズオさんも教えられたことに従って、部下のジュンさんとのやりとりを具体的に書き表してみました。

 

【部下ジュンさんとのやりとり】

状況:取引先に提出する報告書の作成を部下のジュンさんに依頼していた。

ジュンさんは報告書を作成して私のところに持ってきた。

内容を確認したところ、いくつもの誤字脱字があった。

 

私は〈こんなに誤字脱字があった!

何度注意すればちゃんと報告書が書けるんだ!

いい加減にしろ!

自分で一度読み返せば、分かる程度のミスだ!

一度も読み返さずに持ってくるなんて信じられない!

常識がなさすぎる!

毎回指導しているのに、どうしてわからないんだ!〉と思いました。

私は「誤字脱字が5箇所もあるな。

私のところに持ってくる前に読み返したのかな?」と言いました。

ジュンさんは「すみません。他にも仕事があって慌ててました。

次から気をつけます」と言いました。

私は〈次から気をつけるとは、どういうことだ!

今から気をつけなくてどうする?

私は「とにかく、ちゃんと読み返すように。。。」と言いました。

 

 

【やりとりを読み返して気づいたこと】

私はジュンさんとのやりとりを読み返して、自分の気持ちを全く相手に伝えていないことに気がつきました。

心の中では、ジュンさんへの不満やイライラで一杯なのにジュンさんには取り繕うように言葉をかけています。

自分が部下に相当気を使っていることに気がつきました。

自分の気持ちに気づくと、心が落ち着いてくることを感じました。

ジュンさんに自分の気持ちを伝えてしまうと仕事がやりにくくなると思って、自分の気持ちは伝えられないことにも気がつきました。

「とにかく、ちゃんと読み返すように。。。」と言ってもジュンさんの心には届かないため、伝え方を工夫しなければならないと思いました。

 

トレーニングでは「伝え方のコツと順序3か条」を習いました。

カズオさんは早速、伝え方のコツと順序3か条を使って、ジュンさんに伝える言葉を発想してみました。

 

【伝え方のコツと順序3か条を使って考えたジュンさんへの言葉がけ】

「とにかく、ちゃんと読み返すように。。。」と発言した言葉を言い換えてみました。

「他にも仕事があって慌てていたんだね。

急いで仕上げてくれたんだ。

今までジュンさんに報告書の作成を依頼しているけど、誤字脱字が減らないのはなぜかな?

君には中堅社員として期待しているし、これから多くの業務を任せていきたいと思っているんだよ。

私は誤字脱字があると相手に失礼だと思うんだ。

急いでいる時こそ、読み返すことを大事に進めてくれないか?

どうだろう?」

 

トレーニングの中で考えた言葉がけと自分の発言を比べてみて、明らかトレーニングで考えた言葉がけの方が、相手に伝わりやすくなっていると思いました。

 

今度、同じようなことがあった時、ジュンさんに伝えてみようと思います。

 

部下を育成するために必要なことは、まず部下との間に信頼関係を築くことです。

信頼関係を築くためには、最初のステップとして以下の3つが大事です。

① 自分の気持ちに気づくこと。自分の気持ちに気づくと心が落ち着きます。

② 相手の気持ちに気づくこと。相手が何を大事にしているのかに気づけると、それを用いて交流することができます。

③ 相手の気持ちを受けとめながら、自分の気持ちを伝えていくこと。これによって、相手に伝わりやすい言葉がけができます。

 

上司と部下の間に信頼関係が築けると、業務も円滑に進むだけでなく、部下のモチベーションを上げることもできます。

さらに部下にとって、上司と一緒に仕事をすること自体が楽しいと思えるようにもなります。

 

あなたも「セルフカウンセリングによるコミュニケーション・トレーニング」に取り組んでみませんか?

 

(セルフカウンセリングは商標登録されています。)

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